早いもので、2018年の最初の1月が終わってしまいました。

寒い日が続きましたので、ワンちゃんやネコちゃんも体調を崩してご相談をいただくことが多いです。

 

 

ワンちゃんは、食欲の低下や、嘔吐・下痢など、胃腸のトラブルでのご相談が多いです。

 

軽症であれば、いつも食べているフードを、(いつもの1/4~1/2くらいに)量を減らして、

人肌くらいの温度のお湯でふやかすなどの工夫をして、与えていただくことも悪くないと思います。

ただし、食べなかったり、嘔吐や下痢をしたままでいたりすると、状況が悪化してしまうため、気を付けてください。

 

 

ネコちゃんは、頻尿や血尿などのオシッコのトラブルのご相談が多くなっています。

 

寒くなったため、お水を飲む量が減り、体に取り込む水分の量が低下したり、

こたつに長時間入って過ごすなどして、体内での水分消費量が増加しやすい時期です。

体が水不足になると、オシッコの量が減って、尿が濃くなってしまったり、間隔が長くなったりしやすいです。

尿が濃くなったり、長い時間膀胱にたまっていたりすると、尿結石や膀胱炎のリスクが高まります。

人肌くらいの温度のお湯をこまめに入れ替えてあげたり、お水の循環するお皿を設置してみるのもいいかもしれません。

陶器を好むネコちゃんもいるようです。

 

オシッコのトラブルでは、『オシッコが出ている』ことはしっかり確認をしてあげてください。

オシッコが出ている、頻尿の症状では、基本的には命の危険は小さいですが、

オシッコが出したくても出せない、尿路閉塞を起こしてしまうと、命にかかわります。

どちらの症状も見た目の行動の変化は同じです。

たびたびトイレに入ったり、おしっこの格好をします。

トイレの砂やシートをこまめに取り換えるなど、排尿の確認ができるようにしておいて下さい。

尿路閉塞は、圧倒的にオスに多い病気ですので、男の子のご家族は特に気を付けてあげてくださいね。